舞台芸術鑑賞プログラム「義太夫特別演奏会」

2024.09.28

今秋より海城中学校1・2年生の生徒・保護者を対象に「舞台芸術鑑賞プログラム」がスタートしました。

このプログラムは一般社団法人舞台芸術わつなぎプロジェクトが主催し、「日本と世界の最高レベルの古典舞台芸術を、各ジャンル第一級の専門家の案内により、自分の目と耳、五感で楽しく体験する」「親子で参加し共通体験を楽しむ」ことを目的としています。

プログラムの進め方は以下の通りです。

① 毎月、まずはプロの実演家、演奏家からそのジャンルの魅力や面白さを聞きます。

② 次に、その舞台を実際に鑑賞します。

③ 鑑賞後にはレポートを提出します。

④ ①でお話を聞いた先生からコメントをもらい、レポートが返却されます。

鑑賞体験の主なジャンルは、能・狂言、文楽、歌舞伎、声明(しょうみょう)、寄席、オペラ、クラシック音楽などを予定しており、初回となる今月は「文楽」です。

文楽の①として、9月21日(土)に「義太夫特別演奏会」が本校第一会議室で開催され、当代を代表する切語り(重要な場を語る太夫に与えられる最高の資格)の一人である竹本千歳太夫と三味線の鶴澤清馗、両師匠が来校されました。

太夫の迫力ある「語り」と太棹(ふとざお)三味線の骨太の表現力。

間近で見たその迫力に生徒も保護者も圧倒されていました。

そして、翌日には文楽を新国立劇場で鑑賞しました。

10月はクラシック音楽を予定しています。